アパルーサとはスペインから持ち込まれたムスタング種を
18世紀に
アメリカ原住民ネパーズ族が
再家畜化し改良したのが起源とされている傑作品種の馬です
諸説ありますが
ネパーズ族がパルース川周辺に居住していた為アパルーサという名がついたそうです
ネズパース族は実用的かつ戦闘にも狩猟にも使える多才な馬を目的とし
育種改良をしていました
また彼らは、賢くておとなしい性質の馬をつくりだすのにも非常に努力をし
結果としてアパルーサは底知れぬスタミナと忍耐力をもつ素晴らしい馬になったのです
また粗食に耐えれらるよう改良されており病気に非常に強く扱いは大変ラクな品種
映画など西部劇ではクォーターホース・ペイントホースと共に欠かせない存在
ハリウッドスターの故
ジョン・ウェインや
ロバート・レッドフォードも
アパルーサに関して繁殖・育成に携わる程、熱を入れた人物としてアメリカでは有名
日本ではまだまだ無名の存在ですが、本国アメリカでは最も人気のある品種です
世界でもサラブレット・アラブ・クォーターなどといった品種と
並ぶ最もポピュラーな存在のひとつとして数えられています
また乗り馬としては乗り手の言う事に素直で
腰もしっかりしている馬が多く軽速足時の反動が少ないです
軽速足時の反動が少ないのにバネは非常にある馬が多く
繋ぎの反しも軽やかさで見た目にもすぐわかる馬の良さがあり
可能性は無限大の品種だと思います
ハミ受けも非常に良く、どんな馬でも20鞍程度乗れば
初心者でも容易に扱える気性の柔らかいタイプが圧倒的なのも特徴です
まずその非常に目立つ
見た目
すべての馬に柄が入っている訳ではありませんが
毛色の種類はおおまかに5種類に分類されています
アパルーサの毛色←こちらを参照
体高はおおむね142cm~152cm
骨太で丈夫な馬が多く非常に頭が良い品種です
さらに数ある馬の品種の中でも
持久力はトップクラスのポテンシャルを持っています
平均的にたてがみと尾の毛は少ない馬が多いのも特徴の一つ
蹄は丈夫で硬く、黒と白のストライプのラインが入っている馬が多数
そして多くのアパルーサにでる特徴として挙げられるのが
目です
白い部分の強膜が特徴的
さらに汗をかいた時など良くわかるのですが、
純血のアパルーサなら毛色や柄に関係なく
鼻の部分や全身に
斑状が出ているのも特徴のひとつ
馬の用途は多様
体高的にも小さい子供から大人まで乗れる万能型
馬車馬はもちろん頭も良く運動神経も良い馬なのでサーカス芸でも活躍
ウェスタン競技やエンデュランス大会 ブリティッシュでの馬場馬術・障害やクロスカントリーなどなど
日本ではありませんが、アメリカではアパルーサ限定の競馬も行われています
またアパルーサの非常に高い運動能力を伝える話としてこんな話も↓
(
サラブレッドを超えた驚異のアパルーサ種)
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